ボケの樹を殖やす方法|ガーデニングのある暮らし


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ボケの樹

ボケの樹を殖やす方法

2月中旬(春ざし)と6月下旬~9月(夏ざし)が適期。

春ざしには前年枝~3年枝の充実した部分を、夏には新梢の充実した部分を使います。

春は暖かいところへ夏は半日陰に置き乾かさないようにします。そのまま肥培して翌年の秋に移植します。

2~3年枝をさし穂にすれば1年で台木に利用できます。

☆ さし木の方法
① 夏ざしは充実した新梢をさし穂にします。
② 下葉は取り除いておきましょう。
③ 基部は両側を斜めに切っておきます。
④ さし床を用意しハシなどで穴をあけてさし穂をさします。
⑤ 2~3年枝の場合は枝の中間部を切り取りさし床に植えます。
 発根した苗は接ぎ木の台木などに利用できます。

☆ 接ぎ木で殖やす方法
3月に前年度の充実した部分を用いて切り接ぎします。
台木には、実生かさし木1年~3年の苗木を用います。

● きり接ぎ
①実生かさし木1~2年生の苗を台木に用います。
②表皮に沿って切り込みを入れ形成層を出します。
③前年枝の充実した部分をつぎ穂に用います。
④つぎ穂は3面の形成層を出しておきます。
⑤台木とつぎ穂の太さが違うときには片側に寄せて形成層を密着させます。

☆ とり木で殖やす方法
ボケは株立ち性で、盛り土法によるとり木ができます。細根がでたら親株から切り離します。

● 盛り土法(株元からよく株を伸ばす株立ち法)
①盛り土をしておきます。
②水をたっぷりと与えます。
③数ヶ月で発根してきます。
④発根した枝を切り離します。

☆ 実生で殖やす方法
11月頃、実が黄色く熟してきたら採り、種を採取します。採り蒔きにするか、乾かさないようにビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存し3月頃に蒔きます。
本葉が4~5枚開いてきたら、薄い液肥を施し、翌年の春に移植しましょう。

①実が黄色く色づいて来たら採種します。採り蒔きするか、ビニール袋などに入れて冷蔵庫で保存し、翌年の3月に蒔きます。
②採り蒔きした場合は3月下旬頃には発芽します。
③本葉が4~5枚開いてきたら薄い肥液を施し日当たりの良いところで肥培しましょう。



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