暖地性なので、植え付けは暖かい5~6月と8月下旬~9月が適期です。
水はけが良く腐植質に富み、肥沃で湿潤な寒風が防げるところが適しています。 剪定は花が終わったらできるだけ早く行いましょう。
さし木、とり木、株分け、実生とどれでもふやせますが、一般的にはさし木を用います。
☆ さし木の方法
6~8月が適期。充実した新梢を選び15~20㎝に切ります。 葉は3~5枚残し下葉は取り除きます。
残した葉が大きいときは半分に切ります。 さし穂は2~3時間水に浸け水あげしてからさします。
明るい日陰に置き乾かさないように管理しましょう。 また、新しい芽が出始めたら少しずつ日当たりに慣らしていきましょう。
冬は寒風に当たらないように暖かいところに置きます。 翌年の5月頃に移植しましょう。
① 充実した新梢を15~20㎝位に切り分けます。
② さい穂は2~3時間水に浸けしっかり水あげしておきましょう。
③ 3~5枚の葉を残し下葉は取り除きます。
④ さし床にさす場合は葉と葉が触れあう程度の間隔でさしましょう。
☆ 株分け・取り木での方法
株元から枝を伸ばして株立ちになるので大きくなったら掘り起こし、2~3株に分けます。
● 株分け
大株になったら掘り起こし枝3本ぐらいを芽明日に分けましょう。
● 取り木
取り木は5~6月と8月中旬~9月に株元から伸びている枝を曲げて地面に固定し土を盛っておきます。1ヶ月程たって発根したら切り離して植えます。
◇ 圧条法
株元から伸びた枝を曲げ盛り土しておきます。発根したら切り離します。