☆切り接ぎ① (接ぎ穂を作る)
接ぎ穂には充実した部分を選び葉を全て取り除いて芽の上で枝を切り、セルパラテープを巻いていきますそのとき芽は巻かないように注意しましょうまた、上部の切り口にもテープを巻きます。
☆切り接ぎ② (台木を準備する)
台木を接ぐ位置で切ります。角を下から削り上げてそこにナイフを当て表皮に沿って形成層が出るように切り込みを入れます。
☆切り接ぎ③ (形成層を出す)
接ぎ穂は基部を斜めに切り両面を削いで3面の形成層を出しておきます。
☆切り接ぎ④ (形成層どうしを密着させる)
つぎ穂には1~2芽あればよい。接ぎ穂と台木の形成層どうしを密着させてセルパラテープをを伸ばしながら巻いて固定します。乾燥を防ぐため台木の切り口にもテープを巻いておきます。
夏は」2週間程度で芽吹きます。またテープは6ヶ月程度で風化します。
☆芽接ぎ① (接ぎ芽を作る)
充実した枝を選び葉は取り除きます。
芽の約2㎝上から削いでいき芽の下2㎝のところでナイフを斜めに入れて切り取ります。
☆芽接ぎ② (台木を削る)
接ぎ芽よりもやや長めに台木の表皮を削ぎ形成層を出し表皮を一部残して切り取ります。
☆芽接ぎ③ (形成層どうしを密着させる)
残した表皮に接ぎ芽を差し込み形成層どうしを密着させます。接いだ部分全体にテープを巻きます。接ぐ位置は節間の長いところを選びましょう。芽の上の枝を残すのは柔らかい新芽が風で折れないようにするため。